問題番号 : 99G45

28歳の女性。右下腿の激痛と歩行困難とを主訴に来院した。数年前から時々腰痛と右殿部痛とがあり,腰椎椎間板ヘルニアの診断を受けていた。今朝,顔を洗おうとしたとき,突然右下肢に激痛が走り動けなくなった。昨夜から排尿がない。右足外側に痛覚の脱失と触覚の鈍麻とがある。右アキレス腱反射は消失,右腓骨筋の筋力は2である。
緊急手術の理由となる症候はどれか。

正解
a
国試正答率
90%

診断:腰椎椎間板ヘルニア

選択肢考察
腰椎椎間板

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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