問題番号 : 99F11

28歳の褥婦。帝王切開で分娩後,悪露の分泌量は少なく,38.0℃ の発熱を認めたため産褥6日目に診察した。子宮底長は臍高。経腟超音波検査で子宮腔内に広範なエコーフリースペースを認める。頸管を拡張したところ,悪臭のある褐色の悪露を多量に排出した。
適切な処置はどれか。2つ選べ

正解
c, e
国試正答率
90%

Assessment
・悪露の分泌量は少なく,38℃ の発熱
・子宮腔内に広範

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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