問題番号 : 99F5

25歳の1回経産婦。現在妊娠14週である。風疹罹患が心配になり来院した。第1子が1週前に風疹に罹患しているが,妊婦には発疹や発熱などの症状はなく,風疹ワクチン接種の既往もない。妊娠10週時の血液検査の結果で風疹HI抗体価は64倍であった。身長158cm,体重48kg。血圧110/70mmHg。尿所見:タンパク(-),糖(-)。内診と超音波検査とで異常を認めない。
この妊婦で正しいのはどれか。

正解
d
国試正答率
90%

Assessment
妊娠10週時の風疹HI抗体価は64倍であったことから,既

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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