問題番号 : 99C42

本問は,99C41~42の連問の一部です。

70歳の男性。健康診査で異常値を指摘されたため報告書を持参して院した。自覚症状はない。
現病歴:2年前に事務職を退職したが,職場での最後の健康診断では特に異常は指摘されていない。
既往歴:10年前に左鼠径ヘルニアの手術を受けた。10年前から禁煙している。飲酒歴は30年前から日本酒1日1合。
1か月前の健康診査結果を下に示す。
この患者で脳血管障害のリスクを下げるのに最も適切なのはどれか。

正解
c
国試正答率
90%

Assessment
この患者で,脳血管障害のリスクとして改善可能な項目は,高

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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