問題番号 : 99C19
8歳の女児。高熱を主訴に来院した。数年前から年に数回の高熱を繰り返している。感冒様症状はなく,左腰部に自発痛と叩打痛とを認める。体温39.5℃。脈拍112/分,整。尿所見:タンパク1+,糖(-),沈渣に赤血球2~3/1視野,白血球30~50/1視野,細菌2+。腹部超音波検査で左腎に中等度の腎盂腎杯の拡張を認める。基礎疾患の確定に最も有用な検査はどれか。
診断:膀胱尿管逆流選択肢考察:頻回の急性腎盂腎
無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。