問題番号 : 99A27

47歳の男性。健康診断で肝機能異常を指摘され来院した。32歳時に輸血歴があるが明らかな急性肝炎の既往はない。腹部は平坦,軟で,肝・脾を触知しない。血清生化学所見:AST 75U/L,ALT 126U/L。免疫学所見:HBs抗原陰性,HCV抗体陽性,HCV-RNA 240KIU/mL,HCVセロタイプグループ1。抗核抗体陰性。腹部超音波検査では肝辺縁は鋭,表面平滑で占拠性病変はなく,脾腫を認めない。
治療薬として適切なのはどれか。2つ選べ

正解
b, e
国試正答率
90%

Assessment
トランスアミナーゼが軽度上昇し,過去に輸血の既往がありH

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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