問題番号 : 99A3
2歳2か月の男児。仙骨部の皮下腫瘤を主訴に来院した。腫瘤は出生時から認められ定期的に受診している。ひとり歩き1歳3か月。身長80cm,体重11kg。頭囲48cm。言語発達に異常を認めない。腫瘤は径5cmの半球状で,正常な皮膚に覆われている。腰仙部MRIのT1強調正中矢状断像を示す。診断はどれか。
画像診断:上画像参照。診断:二分脊椎
無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。