問題番号 : 99A1

19歳の女性。月経が3週遅れ,市販の試薬による妊娠診断検査が陽性となったため受診した。子宮は前傾前屈,ほぼ正常大,軟。両側付属器は触知しない。経腟超音波検査で子宮内膜厚14mm,子宮腔内にエコーフリースペースを認めない。子宮の左外側に径25mmの囊胞様病変を認め,内部に規則的拍動を認める。Douglas窩には異常を認めない。
対応として適切なのはどれか。2つ選べ

正解
b, e
国試正答率
90%

Assessment
妊娠反応が陽性で子宮内に胎囊を認めず,子宮の左外側に囊胞

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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