問題番号 : 98I45

32歳の初産婦。妊娠39週5日,陣痛発来のために入院した。分娩経過は順調で,2時間後子宮口開大8cm,児頭下降度SP -1cmになったが,その後児頭は反屈位になり小泉門が触知できなくなった。周期的であった陣痛は次第に間欠期が短縮し,現在は持続的に痛みを訴えている。その後の児頭下降はみられず,腹部全体は硬く圧痛があり,下腹部に子宮収縮輪を触知する。胎児心拍数はほぼ80/分で持続している。
投与すべき薬剤はどれか。

正解
e
国試正答率
90%

Assessment
・子宮口開大8cm,児頭は反屈位
・陣痛は間欠期が短縮し

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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