問題番号 : 98F28

59歳の女性。本態性高血圧症,2型糖尿病および脂質異常症〈高脂血症〉で通院治療中である。食事療法,運動療法および服薬に関する知識を何度も教えてきたがなかなか守れない。身長156 cm,体重65 kg。脈拍68/分,整。血圧158/102 mmHg。血清生化学所見:空腹時血糖168 mg/dL,HbA1c 7.2%,クレアチニン0.9 mg/dL,総コレステロール252 mg/dL,トリグリセリド128 mg/dL。
この患者への対応で適切なのはどれか。

正解
a
国試正答率
90%

選択肢考察
○a セルフコントロールの重要性に気付かせる。
 食

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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