問題番号 : 98F25

68歳の男性。右半身麻痺のため救急車で来院した。高速道路を3時間運転して親族を訪問し,宴会で飲食していたが,食事中突然に箸を落とし,隣の人に寄りかかるように倒れ込んだとのことである。入院して治療を受け,右上下肢の運動麻痺はあるが意識は清明である。10日目となり,本人も家族も自宅近くでの療養を希望している。
この患者の今後の療養について,病院間の連携を直接調整するのに最もふさわしい職種はどれか。

正解
b
国試正答率
90%

診断:脳血管障害後の右片麻痺

選択肢考察

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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