問題番号 : 98F4

21歳の女性。上司に勧められ来院した。会社に勤務して2年目であるが,最近,仕事の能率が急に低下したと指摘されている。毎日長時間,仕事でコンピュータ画面に向かっているのが辛いという。病院で診察を受けるのは初めてとのことで,やや緊張気味である。
医療面接を円滑にするのに役立つのはどれか。

正解
c
国試正答率
90%

選択肢考察
×a カルテを書きながら話を聞く。
 医療面接では,

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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