2歳6か月の女児。歩行障害と下肢の変形とを主訴に受診した。母親の妊娠・出産歴に特記すべきことはない。7か月までは母乳で育てられ順調に成長していた。母親は患児を祖父に預けて農作業をしていた。祖父は病弱でほとんど外出することがなく,家の中で生活していた。患児は1歳ころから肘をついて這っていた。1歳6か月ころから背部が突出する変形がみられ,さらに下肢の変形を伴い,歩行できないため受診した。下肢の写真(A)と手根骨エックス線写真(B)とを別に示す。
この疾患の血清で低値が予想されるのはどれか。2つ選べ。