問題番号 : 97I49

生後96時間の新生児。皮膚の黄染が増強した。在胎38週,体重3,300g,経腟分娩で出生した。妊娠中に特別な異常を指摘されたことはない。1回あたりの哺乳量は20~40gであり,活発に活動している。血液型A型,Rh(+)。両親の血液型は母O型,Rh(+),父A型,Rh(+)で,児の現在の血清総ビリルビン値は18mg/dLである。
最も適切な治療法はどれか。

正解
b
国試正答率
90%

Assessment
全身状態良好な日齢4の児に出現した黄疸であり,新生児黄疸

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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