問題番号 : 97I44

24歳の男性。リハビリテーションを目的に来院した。3か月前に高所での作業中,転落して頭部を強打したため救急車で搬入された。搬入時,骨折や胸腹部臓器損傷はなかったが,JCS 10の意識障害を認めた。意識障害は2日間で消退した。現在,運動麻痺と起立・歩行障害とはない。身の回りのことは自分でできるが,集中力困難と自発性低下とがあり,家でゴロゴロした生活を送っている。
社会復帰のために必要なのはどれか。2つ選べ

正解
b, c
国試正答率
90%

診断:一般身体疾患による特定不能の精神障害

選択肢考察

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る