問題番号 : 97I42

60歳の男性。昨日からの飛蚊症と視野異常とを訴えて来院した。眼底検査によって網膜剝離が認められたため,局所麻酔で手術を予定した。麻酔直後から著しい眼球突出をきたし,手術は不可能であった。この麻酔法の刺入時の写真(A)と刺入後の写真(B)とを別に示す。
この患者の麻酔合併症はどれか。

正解
c
国試正答率
90%

画像診断
上画像参照。
・写真A・Bのように下眼瞼の皮膚より行うのが球後注射で

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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