問題番号 : 97I39

30歳の初妊婦。妊娠33週。胎動が少ないとの訴えで来院した。妊娠初期・中期の諸検査に異常はなかった。1週前の妊婦健康診査では血圧は正常であったが,タンパク尿と下肢に軽度の浮腫を認め,胎児発育不全を疑われていた。その後,胎動が次第に減少してきたので不安になり早めに受診した。血圧130/70mmHg。尿所見:タンパク1+,糖(-)。浮腫の増強はない。
まず行う検査はどれか。2つ選べ

正解
a, b
国試正答率
90%

Assessment
1週間前の妊婦健診でタンパク尿,浮腫,FGRが指摘されて

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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