問題番号 : 97D40
22歳の女性。未婚,未経妊。3か月前から軽度の下腹部痛があり来院した。月経は28日型,整。左下腹部に軟らかい腫瘤を触れる。双合診で右付属器は鶏卵大,左付属器は手拳大に腫大している。CA125 33U/mL(基準35以下),CA19-9 45U/mL(基準37以下)。骨盤部MRIのT1強調像(A),T2強調像(B)および脂肪抑制T1強調像(C)を別に示す。この患者の治療で適切なのはどれか。
画像診断:上画像参照。Assessment:
無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。