問題番号 : 97C18

本問は,97C16~18の連問の一部です。

19歳の未婚女性。月経が発来しないことを主訴に来院した。
既往歴・家族歴:特記すべきことはない。
現  症:身長140cm,体重41kg。脈拍72/分,整。血圧130/80mmHg。乳房発育は不良。腹部は平坦で,圧痛や抵抗を認めず,肝・脾を触知しない。陰毛を認めず,処女膜は閉鎖している。
検査所見:血液所見:赤血球480万,Hb 13.7g/dL,Ht 41%,白血球6,000。血清生化学所見:総タンパク6.7g/dL,TSH 0.22μU/mL(基準0.2~4.0),LH 21mIU/mL(基準2.1~7.0),FSH 65mIU/mL(基準4.4~8.0),プロラクチン5ng/mL(基準4~15),free T4 1.5ng/dL(基準0.8~2.2),コルチゾール10μg/dL(基準5.2~12.6),エストラジオール10pg/mL以下(基準25~75),総テストステロン40ng/dL(基準30~90)。経腹超音波検査で子宮は発育不良であり,卵巣は両側とも確認できない。
最も適切な治療法はどれか。

正解
a
国試正答率
90%

Assessment
・19歳,原発性無月経,身長140cm,乳房発育不良,陰

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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