52歳の女性。階段昇降時に息切れを自覚して来院した。5年前から寒冷時に手指の蒼白化を認め,次第に手指の腫脹と関節痛とが出現した。6か月前から息切れが続いている。顔面は浮腫状で,ソーセージ様指と指先に皮膚の陥凹とを認める。両前腕と下腿とに皮膚硬化を認める。両側下肺野にfine crackles〈捻髪音〉を聴取する。血液所見:赤沈80mm/1時間,赤血球413万,Hb 12.5g/dL,白血球6,200。血清生化学所見に異常はない。CRP陰性,抗核抗体1,280倍(基準40以下)。
この患者で予想されるのはどれか。