問題番号 : 97A53

52歳の男性。下肢筋肉痛を主訴に来院した。3年前の健康診断で脂質異常症と診断され,食事療法と脂質異常症治療薬〈HMG-CoA還元酵素阻害薬〉の服用とを開始した。3か月前に血清トリグリセリドの上昇がみられたため,フィブラート系薬の併用を開始した。1週前から下肢筋肉痛が認められている。
病態の把握に最も有用な検査はどれか。

正解
a
国試正答率
90%

Assessment
・52歳の男性
・主訴:下肢筋肉痛
・3年前の健診で脂質

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る