問題番号 : 97A45

18歳の男子。両下腿部が細くなったことを主訴に来院した。12歳ころからつまずきやすかった。四肢遠位部に筋萎縮,前脛骨筋に高度の筋力低下,下腿三頭筋と手指筋とに軽度の筋力低下がある。足部に軽度の感覚障害を認める。正中神経の運動神経伝導速度は35m/秒(基準50~60)。なお,父親にも同様の症状を認める。
適切な対応はどれか。2つ選べ

正解
b, e
国試正答率
60%

Assessment
遠位筋優位の四肢筋委縮,筋力低下を認め,感覚障害を伴って

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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