問題番号 : 97A5

52歳の男性。全身倦怠感と気分の不快とを主訴に妻に伴われて来院した。部長に昇進して間もなく,疲労感が強く,夜眠れず,食欲も低下した。仕事に集中できず,続けてやっていける自信がない。責任の重さが負担となり,将来を悲観している。特に朝は気分がすぐれず,夜は気持ちが比較的楽になる。強い自責の念が認められる。
正しいのはどれか。

正解
d
国試正答率
90%

診断:うつ病(気分障害)

選択肢考察
抑うつ気分

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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