65歳の男性。全身倦怠感を主訴に来院した。腹部超音波検査で肝に腫瘤を認めたので精査のため入院した。C型肝炎の既往がある。手掌紅斑と前胸部にくも状血管腫とを認める。黄疸は認めない。肝は触知しない。血液所見:赤血球410万,Hb 12.0g/dL,Ht 45%,白血球5,200,血小板9万。血清生化学所見:総タンパク6.5g/dL,アルブミン3.0g/dL,総ビリルビン1.2mg/dL,AST 72U/L,ALT 60U/L。AFP 115ng/mL(基準20以下)。ICG試験(15分値)35%(基準10以下)。総肝動脈造影(A,B)と経動脈性門脈造影(C)とを示す。
最も適切な治療法はどれか。