問題番号 : 96I25

28歳の女性。3か月前からの無月経を主訴に来院した。基礎体温の記録からは5週間の高温相が持続している。昨日から悪心が強くなり,これまで数回嘔吐した。内診所見では子宮は鵞卵大,軟,左付属器に鶏卵大の腫瘤を触知する。経腟超音波検査で子宮内に胎囊を認め,数mm長の胎芽に心拍動(心拍数80/分)を認める。左卵巣に直径4cmの囊胞性腫瘤を認める。
適切な対応はどれか。

正解
a
国試正答率
90%

Assessment
・基礎体温上,5週間の高温相が持続
・数mm長の胎芽に心

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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