問題番号 : 96I14

日齢1の新生児。44歳の初産の母親から在胎38週,体重2,300gで出生した。瞼裂斜上,両眼間開離,耳介低位,鼻根部平坦および手掌に猿線を認める。
 この疾患で正しいのはどれか。2つ選べ

正解
a, b
国試正答率
90%

Assessment
顔貌の描写と猿線からDown症候群を考える。母が高齢にな

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る