問題番号 : 96D51

52歳の男性。口渇,多飲および多尿を主訴に来院した。父,姉および父方叔父に糖尿病がある。5年前に健康診断で高血糖を指摘されたが放置している。最近運動不足気味で,外食することが多い。身長170cm,体重82kg。血圧132/78mmHg。尿所見:タンパク(-),糖2+。血清生化学所見:空腹時血糖192mg/dL,HbA1c 9.2%(基準4.6~6.2),総タンパク6.8g/dL,アルブミン4.6g/dL,尿素窒素12mg/dL。
この疾患で正しいのはどれか。

正解
b
国試正答率
90%

Assessment
・52歳の男性
・主訴:口渇,多飲,多尿→尿糖が陽性なら

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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