問題番号 : 96A5

22歳の男性。不眠を訴えて来院した。就職したころから夜なかなか眠れず,明け方になってやっと眠りについて,昼ころまで眠ってしまい,会社での遅刻や欠勤が続いている。親にも協力してもらい,定時に出勤するよう努めるが,眠気が強く仕事にならない。職場では意志が弱いといつも注意されている。性格は真面目で努力家である。
適切な対応はどれか。2つ選べ

正解
d, e
国試正答率
60%

診断:睡眠相遅延症候群

選択肢考察
×a 

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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