問題番号 : 95G57

46歳の男性。手指の皮疹を主訴に来院した。自宅で熱帯魚を飼育していた。6か月前,右中指指背に擦過傷を受傷したが,素手で水槽内の熱帯魚に触れていた。1か月後,皮疹が出現したが放置したところ,徐々に拡大してきた。手指の写真を別に示す。生検病理標本でZiehl–Neelsen染色陽性の病原体を認めた。
診断はどれか。

正解
c
国試正答率
90%

画像診断
上画像参照。

選択肢考察
指の根元に

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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