問題番号 : 95G5

10歳の男児。母親が相談に来院した。正常分娩で運動発達は正常で「賢そうな子供」とよくほめられた。3歳ころにいくつかの発語があったが3か月で消えてしまった。同じころ,ナンバープレートの数字を覚えて積木で並べることがあった。またよく迷子になり,全く泣かないので見つけるのが大変だった。現在,かん高い声でオウム返しをしたりする。数字と難しい漢字とを覚えるのが得意で,電話帳をボロボロになるまで絶えずながめている。強い偏食があり,食べるものは10種類ほどに限られている。
この疾患について誤っているのはどれか。

正解
c
国試正答率
90%

Assessment
自閉症は脳機能障害によると考えられており,発作性脳波障害

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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