問題番号 : 95D26

45歳の女性。会社の健康診断で2年連続して肝機能障害を指摘され,精査のため来院した。腹部身体所見に異常はなく,肝も触知しない。飲酒はしない。本年の健康診断での血清生化学所見:AST 50U/L,ALT 67U/L,γ-GTP 35U/L(基準8~50),ALP 200U/L(基準260以下)。
診断に必要な検査はどれか。3つ選べ

正解
a, b, c
国試正答率
60%

Assessment
飲酒歴のない中年女性が,健診で慢性の肝機能障害が指摘され

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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