問題番号 : 95C41

40歳の男性。全身倦怠感があり来院した。23歳のとき,IgA腎症と診断されたが放置していた。身長175cm,体重70kg。血圧156/94mmHg。下腿に浮腫はない。尿所見:尿量2,000mL/日,糖(-),タンパク1.5g/日,沈渣に赤血球15~20/1視野,白血球1~2/1視野。血液所見:赤血球330万,Hb 10g/dL,Ht 30%。血清生化学所見:尿素窒素54mg/dL,クレアチニン4.0mg/dL,Na 137mEq/L,K 5.2mEq/L。胸部エックス線写真に異常はない。
この患者の食事療法で正しいのはどれか。

正解
e
国試正答率
90%

Assessment
17年前にIgA腎症と診断されたが放置し,慢性腎不全に至

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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