問題番号 : 94F37

35歳の女性。昼間の眠気を訴えて来院した。4年前に次女を出産してから夜間の不眠と昼間の眠気とを自覚するようになった。1年前から症状が増悪し,会話中でも眠ってしまうことがたびたび出現するようになった。また,驚いたときなどに突然倒れ込んでしまうこともあった。夜は悪夢が多く,「寝入りばなに黒い猫が出てきたりして,怖くて眠れない」と訴える。
この患者で適切な治療法はどれか。2つ選べ

正解
b, c
国試正答率
90%

診断:ナルコレプシー

選択肢考察
入眠発作,筋ト

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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