問題番号 : 94F28

51歳の男性。健康診断の超音波検査で尿路の異常を指摘され来院した。数年前から軽度の排尿困難を自覚していたが放置していた。肺結核で治療を受けたことがある。直腸診で弾性硬・クルミ大の前立腺を触知する。尿所見:タンパク(-),糖1+,尿沈渣に赤血球1~2/1視野,白血球1~2/1視野。血清生化学所見:尿素窒素26mg/dL,クレアチニン1.4mg/dL。点滴静注尿路造影写真(A)と膀胱造影写真(B)とを別に示す。
適切な治療はどれか。

正解
e
国試正答率
90%

画像診断
上画像参照。
・点滴静注尿路造影写真で,両腎は著明な水腎症を呈し,尿

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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