問題番号 : 94E6

31歳の初産婦。妊娠30週で下腹部痛があり来院した。妊婦健康診査は定期的に受けており異常は指摘されていない。10~12分おきに子宮収縮がある。内診所見:児の先進部は未固定,子宮口3cm開大,展退度75%,破水を疑わせる所見はない。超音波検査を施行したところ,児の推定体重は1,340gで骨盤位,形態異常は認められない。
直ちに行うべき処置はどれか。2つ選べ

正解
b, c
国試正答率
90%

Assessment
早産の既往がある妊婦や,円錐切除後の妊婦,今回の妊娠で多

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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