問題番号 : 94E1

19歳の男性。大学入学時から両親の元を離れ,叔父宅に下宿していた。3か月前から「皆が自分の悪口を言っている」,「自分の考えが筒抜けになっている」などと訴え,大学を休んでいた。最近2週間は夜になると徘徊し,時々興奮して部屋の物を壊したりするため,叔父が強引に精神科医を受診させた。精神保健指定医は入院治療が必要と判断したが,患者は黙っている。
最も適切な対応はどれか。

正解
b
国試正答率
30%

診断:統合失調症
(注)精神保健福祉法の変更の概要(平成26年4月1日より)

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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