問題番号 : 93F44

34歳の女性。無月経と全身倦怠感とを訴えて来院した。3年前,第1子出産時に大量出血があり輸血を受けた。産後の乳汁分泌は不良であった。授乳中止後も月経の再開を認めていない。食欲はあるが,最近体動時に易疲労感を訴える。血清GH 2.8ng/mL(基準5.0以下),LH 0.5mIU/mL(基準2.1~7.0),FSH 1.4mIU/mL(基準4.4~8.6),PRL 1.2ng/mL(基準15.0以下)。
予想される検査所見はどれか。3つ選べ

正解
c, d, e
国試正答率
30%

Assessment
・34歳の女性
・主訴:無月経と全身倦怠感
・3年前,出

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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