問題番号 : 93E38

68歳の男性。慢性糸球体腎炎による腎不全で,12年前から血液透析を行っている。血液検査で副甲状腺ホルモンが550pg/mL(基準10~60)であり,3か月前と比べて明らかに上昇していた。服薬状況を確認したところ,3か月前から活性型ビタミンD3と炭酸カルシウムとを内服していないことが判明した。
3か月前の血清生化学所見と比べて上昇が予想されるのはどれか。2つ選べ

正解
a, b
国試正答率
90%

Assessment
末期腎不全で血液透析中である。PTH高値が起きたのは,カ

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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