問題番号 : 92E20

68歳の女性。5年前から腰痛があり,骨粗鬆症と診断されて活性型ビタミンDの投与を受けている。最近,脱力感が強くなり,尿量の増加と便秘の傾向が強くなった。血清生化学所見:Na 141mEq/L,K 4.2mEq/L,Cl 98mEq/L,Ca 12.8mg/dL,P 3.8mg/dL。
この患者の心電図で最も予想される所見はどれか。

正解
d
国試正答率
90%

Assessment
骨粗鬆症に対して処方されたビタミンD製剤によるビタミンD

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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