問題番号 : 92E19

30歳の男性。二次性徴の発現遅延と乳頭部の有痛性腫脹とを訴えて来院した。身長176cm,体重54kg。両側女性化乳房を認める。陰茎は小児様,精巣は左右とも小指頭大。恥毛・体毛は疎。血清LH 28 mIU/mL(基準1.8~7.8),FSH 44 mIU/mL(基準5.2~14.4),コルチゾール8.6μg/dL(基準5.2~12.6),テストステロン132ng/dL(基準400~800)。LHRH負荷後に血清LHとFSHとの増加反応を認める。
診断に必要な検査はどれか。2つ選べ

正解
b, e
国試正答率
60%

Assessment
・30歳の男性
・主訴:二次性徴の遅延と乳頭部の有痛性腫

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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