問題番号 : 92D22
3か月の乳児。生後間もなくから便の回数が1日3～5回あり，軟便であることを心配して来院した。出生体重3,010g。母乳栄養を続けてきた。機嫌は良く，夜間はよく眠る。1週前の体重は5,800gであった。体温36.9℃。身長60.0cm，体重6,030g。身体所見に異常はない。適切なのはどれか。
Assessment：母乳栄養児の便は酸臭を持ち，軟らかくて下痢便様が正常であ
無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては，喉頭浮腫，気道異物，自然気胸，気管支喘息，慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患，心不全（急性，慢性の急性増悪），肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが，胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断：心不全（両心不全）（Nohria分類wet and warm） 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難，胸痛などにより安静が保てない場合には，血管拡張による前負荷軽減と，交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。
