53歳の女性。6か月前に胆囊結石症で胆囊摘出術を受けた。2日前から心窩部痛があり,昨夜から39℃ の発熱が持続するので来院した。体温39.2℃。脈拍94/分,整。血圧102/64mmHg。意識は清明。眼球結膜に軽度の黄疸を認める。腹部はやや膨隆し,心窩部と左上腹部とに圧痛および抵抗を認める。肝,脾は触知しない。赤血球413万,Hb 10.7g/dL,白血球12,800,血小板16万。血清生化学所見:総タンパク6.8g/dL,アルブミン3.8g/dL,総ビリルビン4.2mg/dL,直接ビリルビン2.7mg/dL,ALP 1,042U/L(正常260以下),アミラーゼ4,690U/L(正常37~160)。腹部造影エックス線CT(A)と十二指腸内視鏡写真(B)とを別に示す。
適切な治療法はどれか。