問題番号 : 91E13

12歳の女児。立ちくらみを主訴として来院した。最近,長く立っていると気持ちが悪くなり,朝礼で倒れることがある。急に立ち上がると目の前が暗くなり,ふらふらする。午前中は気分がすぐれないが,午後になると次第に元気になり,夜はいつまでも起きている。眼瞼結膜に貧血は認めない。
 診断確定に有用な検査はどれか。

正解
e
国試正答率
90%

Assessment
日内変動,起立すると症状が増悪することより,ズバリ,起立

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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