問題番号 : 91E7

28歳の1回経産婦。妊娠34週2日に少量の出血と腹部緊満感とを訴えて入院した。入院時内診所見:下向部は頭部,児頭の下降度SP -2cm,子宮口3cm開大,子宮腟部の展退度60%。羊水穿刺でのL/S比は2.5であった。直ちに子宮収縮抑制薬の点滴を開始したが,3日目に陣痛抑制不能となり,分娩所要時間2時間で分娩に至った。出生体重2,300gの女児。Apgarスコアは5点(1分),8点(5分)。臍帯動脈血pH 7.17。
この児について正しいのはどれか。3つ選べ

正解
a, b, c
国試正答率
60%

選択肢考察
○a 早期産児である。
 妊娠22~37週未満に生ま

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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