問題番号 : 90E2

3か月の乳児。健康診査のため来院した。在胎39週,頭位自然分娩で出生した。出生時の身長49cm,体重3,250g。仮死はなかった。母乳栄養。1か月児健康診査では特に異常を指摘されなかった。現在,哺乳は1日6〜8回で,1回に15分ぐらいかかる。便は黄緑色軟便で,1日7,8回みられる。あやせば笑い,眼で物を追いかける。首の坐りは不完全である。身長61.5cm,体重5,630g。顔面に多数の粟粒大紅色丘疹を認め,眉毛部と頭部とに黄色の厚い痂皮が付着している。身体所見に特に異常はない。
この児への対応として適切なのはどれか。

正解
d
国試正答率
90%

診断:脂漏性皮膚炎

選択肢考察
「黄色の厚い痂皮

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る