問題番号 : 90D49

51歳の男性。3年前に僧帽弁人工弁置換術を受け,以後ワーファリンを投与されている。1週前から頭痛と微熱とがあり,アスピリンを併用していた。今朝から鼻出血が出現し夕方になっても止血しないため救急外来を受診した。
まず行うべき検査はどれか。

正解
c
国試正答率
90%

Assessment
弁置換術後のワーファリンによる抗血栓療法を継続中に,血小

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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