問題番号 : 89E38

20歳の女性。月経が初来しないので来院した。身長160cm,体重54kg。乳房の発育不良。恥毛は極めて少ない。外性器は発育不良で直腸診にて母指頭大の子宮を触知する。腟は存在する。GnRHテストは低反応で,結合型エストロゲン負荷テストではLH値に変化を認めない。hMG-hCG投与で卵胞発育を認める。頭部エックス線単純CTでトルコ鞍に異常を認めない。尿中ホルモン所見:17-OHCS,17-KS正常。染色体は46,XXである。血中ホルモンの検査結果を次に示す。
診断はどれか。

正解
d
国試正答率
90%

Assessment
・20歳,月経が発来しない,GnRHテスト低反応
・LH

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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