問題番号 : 89E37

48歳の女性。農業に従事している。3年前から時々右膝関節の痛みと腫脹とを繰り返していたが,1か月前から右膝関節痛が強くなったため来院した。両側膝関節のエックス線単純写真正面像を別に示す。右膝関節の可動域はほぼ正常である。
この患者に最も適切な治療はどれか。

正解
d
国試正答率
60%

画像診断
上画像参照。
・右膝(大腿脛骨関節)内側関節裂隙の高度の狭小化・消失

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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