問題番号 : 89D42

7歳の男児。鉄棒から転落し左肘部に激痛を訴えて来院した。来院時の左肘部エックス線単純写真の側面像を示す。徒手整復,ギプス包帯固定を受けたが,2~3時間後から肘部から手部にかけて強い痛みを訴えだした。手指に軽い感覚鈍麻がみられた。再度の肘部エックス線検査では骨折端の転位はみられない。
この患児にまず行うべき処置はどれか。

正解
c
国試正答率
90%

画像診断
上画像参照。
・小児の上腕骨顆上骨折。骨折線は前下方から後上方へ入る

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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