問題番号 : 88D42

20歳の男性。作業中,右眼に針金が当たり,3日後に右眼痛が強くなったため来院した。右眼視力は眼前手動弁。角膜裂傷と虹彩脱出とがあったため直ちに入院させ虹彩切除術と角膜縫合術とを行った。その1か月後,左眼に虹彩炎を起こした。左眼の眼底写真を別に示す。
適切な治療法はどれか。3つ選べ

正解
a, b, e
国試正答率
60%

画像診断
・全体に滲出性網膜剝離を認める。
・交感性眼炎の治療法を問うている。

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る